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論文

Fixed point observations and characterization of radioactive caesium in Tama river

萩原 健太*; 越智 康太郎; 小池 裕也*

Radioisotopes, 70(4), p.227 - 237, 2021/05

多摩川中流域で定点観測を実施し、河川水及び底質中の放射性セシウムの挙動を2012年から2016年にかけて調査した。河川水及び底質中の放射性セシウム濃度は、時間とともに減少した。雨により水中が懸濁すると、懸濁態放射性セシウムと底質中放射性セシウムの濃度が一時的に増加した。一方、溶存態放射性セシウムはこの影響を受けなかった。底質に関して逐次抽出、元素および結晶相分析を行い、放射性セシウムの化学状態と底質への吸着メカニズムを調査した。底質中の放射性セシウムは安定した化学形態で存在しており、バイオタイトが放射性セシウムを取り込んでいる可能性があった。

口頭

福島県沿岸域における底質分布と流況について

鶴田 忠彦; 原田 久也; 御園生 敏治

no journal, , 

福島第一原子力発電所(以下、「発電所」)の事故により環境中に放出された放射性セシウム(以下、「放射性Cs」)の沿岸域への流入については、事故の初期においては海面への大気経由の沈着と原子炉冷却水等の直接流入を経て、現状では発電所地下水に伴う流入と河川からの流入が継続していると考えられている。このうち河川からの流入量は発電所地下水からの流入量の3倍程度と見積もられていることから、漁業の再開や海域の再開発等にあたって、河川から流入する放射性Csの分布や特徴を把握するとともに、放射性Csの中長期的な移動予測が重要となる。原子力機構では、森林,ダム,河川等を経て沿岸域に流入する放射性Csの移動予測モデルを開発するための調査研究(福島長期環境動態研究)を進めている。河川等を通じて土砂とともに流入した放射性Csは、沿岸域では底質とともに分布し、沿岸流等の影響で再移動すると考えられる。本報では沿岸域における底質分布と流況の関連についてこれまでに得られた知見を報告する。

口頭

福島長期環境動態研究,11; 河口域における放射性セシウムの堆積挙動

鶴田 忠彦; 原田 久也; 御園生 敏治; 松岡 稔幸

no journal, , 

河口域において海底地形調査, 底質分布調査, 柱状試料採取等を実施し、河口域における放射性セシウムの堆積挙動を推定した。その結果、波や沿岸流の影響による粒子の移動・混交により、放射性セシウム濃度の希釈の影響が大きく、放射性セシウム濃度が比較的高い範囲は限られている可能性が高いことが明らかになった。

口頭

人形峠環境技術センターにおける鉱さいたい積場坑水浄化メカニズムの検討

桝永 幸介; 所 千晴*; 小原 義之

no journal, , 

人形峠環境技術センターでは、鉱山跡措置の一環として、豪雨などのリスク対策のため、鉱さいたい積場の水位低下に取り組んでいる。旧坑道などから発生した坑水は、鉱さいたい積場に一時貯留することで、FeやAsなどの濃度が低下していることが分かっている。本報告は、今後の坑廃水処理設備の負荷軽減対策・鉱さいたい積場の跡措置対策検討のために、その反応について、多くの研究例が報告されているFeとAsを主とし、鉱さいたい積場が有する坑水浄化メカニズムについて考察を行った。その際、PHREEQCによる解析を行い、鉱さいたい積場内の坑水の流れの化学的な検証を試みた。PHREEQC解析での再現結果では、Feはおおむね良好であり、Asは一定量の底質のferrihydriteの共存を考慮すると、再現が可能であった。

口頭

福島県の河口域における底質の特徴について

鶴田 忠彦; 原田 久也*; 御園生 敏治

no journal, , 

東京電力福島第一原子力発電所の事故により環境中に放出された放射性セシウムについて、河川から運搬される土砂の河口・沿岸域における移動の特徴を把握を目的として、河口・沿岸域で採取した底質試料の粒子の特徴に基づき、河川からの土砂運搬に関する検討を行った。その結果、各河口・沿岸域の底質は河川流域に分布する地質の相違が反映されており、岸と平行方向(南北方向)の底質の移動の影響は小さい可能性が示唆された。

口頭

水温・溶存酸素濃度環境を考慮したダム湖底質からの$$^{137}$$Cs溶出現象再現モデルの構築

辻 英樹*; 林 誠二*; 東 博紀*; 佐久間 一幸; 吉村 和也; 舟木 泰智; 中西 貴宏; 鶴田 忠彦

no journal, , 

福島第一原子力発電所近傍のダム湖では湖底堆積物からの$$^{137}$$Cs(以下、「Cs」)溶出が生じており、湖底の水温上昇および酸素濃度の低下に伴ってCs溶出速度は上昇する。化学的メカニズムとして、Cs溶出速度は主に間隙水と直上水中におけるNH$$_{4}$$$$^{+}$$等の共存溶存物質の動態に規定されることから、本研究では底質中と底質から直上水へのCsの拡散移動現象を再現するモデルを構築し、ダム湖心部の不撹乱底質試料を用いた静置溶出試験による底質間隙水中Cs濃度分布等の結果に対する適用を試みた。底質固相から間隙水へのCs供給量は有機物の微生物分解と鉱物粒子-間隙水間の化学的再分配によって規定され前提のもと、有機物分解速度等のパラメータを計算式に組み込んだ。また底質中のCsの固液間分配はCs捕捉ポテンシャルの式によって平衡状態が定められると仮定し、間隙水中のK$$^{+}$$・NH$$_{4}$$$$^{+}$$濃度からCs分配係数を求め、分配平衡に達するまでの速度を考慮した式(Fiengo-Perez et al., 2015)を導入した。その結果、嫌気および好気条件における溶存態Cs濃度の底質中鉛直分布および直上水への拡散速度を同時に再現することができた。今後は有機物分解速度等を別途測定することでモデルの精緻化を進める必要がある。

口頭

Evaluation of the accuracy of in-situ waterbed radioactivity measurement technology

Katengeza, E.*; 眞田 幸尚; 越智 康太郎; 飯本 武志*

no journal, , 

Since 2013, a plastic scitillation fiber (PSF) system has been used for in-situ monitoring of the distribution of radiocesium ($$^{134}$$Cs and $$^{137}$$Cs) concentration in bottom sediment of ponds affected by radioactive fallout from the 2011 Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant accident. This study aimed at evaluating the stability of the PSF measurements over time in consideration of radiocesium's vertical migration. Relative deviation (RD) of radiocesium concentration estimated by PSF measurement to that measured in sediment core samples with different thickness (10, 15 and 20cm) were calculated. The mean, median, standard deviation and normilized mean square error of the RD increased with core thickness indicating increased overestimation by the PSF as a result of averaging over larger sediment thickness of heterogeneous concentration.

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